画面が割れたとき、最初にすることは?

問題:スマホを落として画面にひびが入りました。表示とタッチ操作は使えます。最初にする方法として適切なのはどれでしょうか。

  1. ひびの上を指でなぞり、浮いたガラスを押し込む
  2. 安全に触れられる状態か確認し、必要なデータをバックアップして修理方法を調べる
  3. すぐに初期化して、画面のひびを消す

答えは B です。割れた画面は指を切る原因になり、タッチの誤作動や水分の侵入につながることがあります。まずは安全を確認し、動作するうちにデータと修理方法を確認します。

ひびだけに見えても、画面の状態を分けて確認する

画面の保護フィルムだけが割れている場合と、スマホ本体のガラスや表示部品が壊れている場合があります。保護フィルムを外すときに、割れたガラスを広げることもあるため、無理に剥がしません。

次の状態を確認します。

画面のひびに加えて本体の膨張、発熱、煙、異臭、火花がある場合は、画面の修理より安全確保が先です。無理に持ち上げたり、充電したり、分解したりしません。

ガラスの破片に触れず、充電と操作をいったん止める

割れた部分を指でなぞったり、押し込んだりしないでください。破片が皮膚に刺さるおそれがあります。子どもやペットが触れない場所へ移し、画面を強く押さえずに扱います。

充電中に落とした場合は、安全に触れられる状態なら、電源アダプターをコンセントから抜いてからケーブルを外します。端末が熱い、膨らんでいる、煙や焦げたにおいがある場合は、無理に触らず周囲の安全を確保します。

タッチが勝手に動く、画面に触れると破片が落ちる場合は、ロック解除やパスワード入力を続けません。誤操作でアカウントをロックしたり、知らない相手へメッセージを送ったりする可能性があります。

表示と操作が使えるうちに、データをバックアップする

スマホが正常に操作できるなら、写真、連絡先、メモ、認証アプリなど、失うと困るデータのバックアップと同期を確認します。画面の状態が悪化する前に、公式のiCloud、Google、メーカーのバックアップ機能を使います。

ただし、画面がちらつく、急に熱くなる、タッチが暴走する場合は、バックアップを長時間続けません。充電しながら使い続けるのも避け、正規修理窓口へ相談します。

バックアップが完了したかは、別の端末や公式サイトから写真・連絡先などが確認できるかで確認します。スマホに表示されているだけで、別の場所へ保存されたとは限りません。

画面のひびで水濡れへの強さが保てるとは限らない

画面や本体にひびが入ると、購入時に表示されていた防沫・耐水性能を保てないことがあります。防水性能がある機種でも、割れた状態で浴室、雨、洗面所などへ持ち込まないでください。

濡れた場合は、充電や操作を止めます。ドライヤーの熱風、米、つまようじ、綿棒、強いエアダスターで乾かしたり、割れた画面を押したりしないでください。水濡れ時の手順は「スマホが水に濡れたらどうする?」も確認してください。

修理先は、公式・正規窓口と条件を比べて選ぶ

画面のひび割れは、メーカー、携帯電話会社、認定修理店などで修理できる場合があります。修理方法、料金、保証、データの扱い、修理後の防水性能は、機種と窓口によって異なります。

問い合わせる前に、次を確認します。

「画面を直す」と書かれた広告だけで決めず、修理後の保証とデータの扱いを確認します。メーカーや認定修理店の公式ページから、窓口と料金を確認してください。

修理前にアカウントと本人確認情報を守る

修理店から、端末の「探す」機能をオフにする、バックアップを確認するなどの案内がある場合があります。削除や初期化が必要かは、修理先の公式案内で確認し、自己判断でデータを消さないようにします。

修理のために画面ロックのパスコードを求められる場合も、正規窓口の案内と必要性を確認します。Apple AccountやGoogleアカウントのパスワード、SMS確認コード、eSIMの再発行用QRコードやアクティベーションコードは、電話口や訪問者に渡しません。

「今すぐ遠隔操作すれば直せる」「修理のために確認コードを教えて」と連絡してくる相手には対応せず、公式サイトや公式アプリから修理先へ連絡します。

タッチできない・画面が映らないときは無理に使わない

画面に何も表示されない、タッチが効かない、勝手に操作される場合は、充電器やパソコンへの接続を繰り返さず、修理窓口へ相談します。別の端末から電話をかけて着信音や振動がある場合は、本体は動いていて画面だけが故障している可能性があります。

電源が入らない場合の確認は「スマホの電源が入らないとき」、充電できない場合は「スマホが充電できないときの確認順」を参考にしてください。

今日できる8つの確認

画面が割れたときは、見た目だけで判断せず、けが・発熱・水濡れ・タッチの暴走を確認します。動作するうちにバックアップし、修理前の初期化やアカウント解除は公式案内を確認してから行ってください。

修理に出す前のバックアップやアカウント確認は「スマホを修理に出す前にすること」、修理から戻った後の確認は「スマホを修理から受け取ったら」も参考にしてください。

この記事の確認に使った公式情報