カレンダーを共有すると、予定の詳細まで見える?

問題:家族とカレンダーを共有して、予定が入っている時間だけ確認してもらいたいと思っています。設定するときに選ぶのはどれでしょうか。

  1. 相手に予定の詳細を表示し、変更と共有の管理も許可する
  2. 予定の有無だけが分かる、最も狭い権限から始める
  3. 共有リンクを公開すれば、相手を指定しなくても安全に使える

答えは Bです。カレンダーは、予定の有無、詳細の表示、編集、共有の管理を別々に設定できる場合があります。

カレンダー共有は、予定を見せる範囲を決める設定

カレンダーの共有では、相手にどこまで見せるかを設定します。予定がある時間帯だけを見せる設定なら、予定名、場所、説明などは隠せます。一方、詳細を表示する権限を付けると、予定の内容まで相手に見えることがあります。

予定への招待と、カレンダー全体の共有は別の機能です。会議や行事に一時的に人を招待するだけなら、カレンダー全体を共有する必要がない場合もあります。

「家族だから」「職場の人だから」と一括で広い権限を与えず、相手が何をする必要があるかから設定します。

共有前に、相手に必要な操作だけを選ぶ

目的

考える権限

見直す点

空いている時間を知らせる

予定の有無だけ

予定名、場所、説明が隠れる設定か

家族の予定を確認する

詳細の表示

医療、学校、勤務先などの情報が含まれていないか

共同で予定を作る

予定の変更

削除や招待までできる権限ではないか

共有設定を管理してもらう

共有の管理

相手がさらに他人へ共有できる設定ではないか

権限名はサービスによって違います。迷ったときは、まず予定の有無だけにし、必要になったときだけ範囲を広げます。

Googleカレンダーでは、公開設定と共有相手を別に確認する

Googleカレンダーには、共有相手ごとの権限と、予定そのものの公開設定があります。予定を「公開」にすると、カレンダー全体の権限によっては詳細が見えることがあります。重要な予定は、必要に応じて「非公開」に設定します。

予定リンクを使う場合も注意が必要です。Googleの公式案内では、リンクを知っている人が予定の詳細を開いたり、他のユーザーをゲストとして追加したりできる場合があると説明されています。リンクは、信頼できる相手にだけ送ります。

  1. カレンダーの共有相手と、それぞれの権限を開く。
  2. 一般公開やリンク共有がオンになっていないか確認する。
  3. 予定の詳細を見せたくない場合は、予定の公開設定を非公開にする。
  4. 使わなくなった相手やリンクを削除する。

AppleのiCloudカレンダーも、参加者の編集権限を確認する

iCloudカレンダーでは、参加者とカレンダーを共有し、編集を許可するかを選べます。編集を許可すると、参加者が予定を作成・編集・削除したり、参加依頼を管理したりできる場合があります。

家族と共有する場合でも、見るだけでよい人には編集を許可しない設定を選びます。公開カレンダーや共有相手を使わなくなったときは、共有を停止します。

iPhone、iPad、Web版で表示される項目は異なることがあります。設定名が見つからない場合は、Appleの公式サポートで使っている端末の手順を確認します。

今日できる3つの確認

カレンダー招待のリンクや参加者を確認する方法は「カレンダー招待の安全を確認する方法」も参考にしてください。

この記事の確認に使った公式情報