「今すぐ更新してください」と表示されたら、どこを押す?

問題:Webページに「アプリが古いので更新してください」と表示されました。安全な対応はどれでしょう。

  1. 表示されたボタンを押して、案内されたファイルをインストールする
  2. その画面を閉じ、App StoreやGoogle Playなど公式ストアからアプリの更新を確認する
  3. 表示された電話番号に連絡して、遠隔操作を依頼する

答えは Bです。アプリの更新は、Webページのポップアップや突然届いたメッセージではなく、公式ストアや端末の設定から確認します。

アプリの更新は、公式ストアやアプリ内の設定から行う

アプリのアップデートは、機能の追加だけでなく、安全性や安定性の改善につながることがあります。iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playを開き、更新一覧から確認します。

端末

確認する場所

基本の手順

iPhone・iPad

App Store

アカウントの画面から「アプリのアップデート」を開き、対象アプリを更新する

Android

Google Play

プロフィール写真から「アプリとデバイスの管理」を開き、更新を確認する

パソコン用アプリ

アプリの公式設定や公式サイト

メーカー名とアプリ名が一致する公式案内から更新する

画面の名前や場所は、OSやアプリのバージョンで変わることがあります。表示が違うときは、アプリの公式ヘルプを確認します。

Webページの「更新」ボタンは、アプリ更新とは限らない

Webページを見ているときに、アプリ名や会社名を使った更新案内が表示されることがあります。画面にロゴがあっても、本物のアプリ更新画面とは限りません。

このような表示は、画面を閉じて、公式ストアや公式アプリから更新を確認します。IPAも、Chromeの更新を装って不正アプリをインストールさせる手口を紹介しています。

更新前後に、アプリ名と開発元を確認する

公式ストアで更新するときも、似た名前のアプリを間違えていないか確認します。アプリの詳細画面で、アプリ名、開発元、アイコン、説明、更新内容を確認します。

更新後に新しい権限を求められた場合は、何に使う権限かを読みます。連絡先、カメラ、マイク、位置情報など、アプリの目的と関係が分からない権限は、すぐに許可せず、公式の説明や設定画面で確認します。

権限の確認方法は「スマホアプリの権限を見直す方法」、怪しいアプリを入れてしまったときの確認は「怪しいスマホアプリを見分ける方法」も参照してください。

更新できないときに、非公式サイトから探さない

空き容量不足、通信状態、端末のOS、支払い設定などが原因で、更新できないことがあります。検索結果に表示された見知らぬサイトからアプリを探すのではなく、公式ストアのヘルプや端末メーカーの案内を確認します。

  1. Wi-Fiやモバイル通信が使えるか確認する。
  2. 端末の空き容量とOSの更新状況を確認する。
  3. 公式ストアのアプリを再起動して、更新一覧を確認する。
  4. 解決しなければ、アプリの公式サポートへ相談する。

「更新できない」と表示されても、表示された電話番号へ連絡したり、遠隔操作を許可したりしません。公式サイトから窓口を探します。

今日できる3つの確認

更新を止めるのではなく、更新する場所を公式ストアに決めておくことが安全につながります。

この記事の確認に使った公式・公的情報