Wi-FiのQRコードは、誰に見せても大丈夫?
問題:来客を自宅Wi-Fiにつなぐため、スマホに表示したQRコードを見せます。最初に確認することはどれでしょう。
- QRコードをSNSや掲示板に公開する
- 接続先のネットワーク名と、共有する相手を確認する
- QRコードの画像を保存して、誰にでも送れるようにする
答えは Bです。Wi-FiのQRコードには、ネットワーク名や接続に必要な情報が含まれます。見せる相手と場所を限定し、写真やスクリーンショットを不用意に残さないようにします。
Wi-Fiを共有すると、自宅のネットワークにつながる
Wi-Fiは、スマホやパソコンを家庭のネットワークやインターネットにつなぐ仕組みです。パスワードを共有すると、相手の端末がそのネットワークに接続できるようになります。
接続した端末から見える範囲は、ルーターの設定や機器によって異なります。家庭内の機器を守るためにも、家族用のネットワークと来客用のネットワークを分けられる場合は、来客用を使います。
自宅Wi-Fiの初期設定や更新は「自宅Wi-Fiを安全に使う方法」で説明しています。この記事では、すでに使っているWi-Fiを安全に共有する方法に絞ります。
共有する前に、4つを確認する
確認する項目 | 見るポイント |
|---|---|
ネットワーク名 | 自宅用、来客用、近所の別ネットワークを間違えていないか |
共有相手 | その場にいる本人だけに見せるか、画像として送る必要があるか |
共有方法 | 端末同士の公式機能を使うか、QRコードを一時的に表示するか |
接続後 | 不要になった端末や、知らない端末が接続していないか |
Wi-FiのパスワードをメッセージやSNSで送ると、履歴や転送先に残る可能性があります。可能なら、相手の端末を目の前に置き、公式の共有機能で一度だけ接続します。
iPhoneでWi-Fiを共有する
iPhoneでは、近くにいる相手のApple製デバイスへ、Wi-Fiパスワードを共有できます。共有する側のiPhoneはロックを解除し、目的のWi-Fiに接続しておきます。
- 相手に、Wi-Fi設定でネットワーク名をタップしてもらう。
- 共有する側のiPhoneに表示された案内を確認する。
- ネットワーク名と相手を確認し、「パスワードを共有」をタップする。
- 接続できたことを確認し、「完了」をタップする。
Appleの公式案内では、Wi-FiとBluetoothがオンで、両方の端末が近くにあり、相手の連絡先が登録されていることなどが条件です。条件が合わない場合は、Wi-Fi設定からQRコードを表示できる機種もあります。
AndroidでWi-Fi情報をQRコードで共有する
Androidでは、機種によって表示名や手順が異なります。Google Pixelの公式案内では、Wi-Fi設定から接続中のネットワークの「共有」を開き、本人確認後にQRコードを表示します。
- 「設定」から「ネットワークとインターネット」を開く。
- 「インターネット」または「Wi-Fi」をタップする。
- 接続中のWi-Fiネットワークの設定アイコンをタップする。
- 「共有」をタップし、画面ロックなどで本人確認する。
- 相手の端末だけにQRコードを見せ、接続後は画面を閉じる。
「共有」「Wi-Fiを共有」などの項目が見つからない場合は、端末メーカーの公式説明を確認します。QRコードのスクリーンショットを撮って送る方法は、必要な相手以外にも情報が広がるため避けます。
共有後に、不要な接続を確認する
- ルーターの管理画面や公式アプリで、接続中の端末を確認する。
- 見覚えのない端末名や、使っていない端末がないか確認する。
- 不要な端末を削除できる場合は、管理画面の案内に従う。
- パスワードを広く共有してしまった場合は、ルーターでパスワード変更を検討する。
パスワードを変更すると、家族の端末やスマート家電なども再接続が必要になる場合があります。変更前に、再設定が必要な機器を確認します。
Wi-Fiの共有は、相手と期間を決めて行う
Wi-FiのQRコードは便利ですが、公開画像として扱うものではありません。ネットワーク名、共有相手、共有方法、接続後の端末を確認し、来客には来客用ネットワークを使えるときはそちらを選びます。
知らない機器の接続やルーターの設定は「自宅Wi-Fiを安全に使う方法」、スマホで表示したQRコードの確認は「スマホ画面のQRコードを安全に確認する」も参照してください。
この記事の確認に使った公式情報