フォロワーが多いアカウントなら公式?
問題:有名企業や著名人を名乗るSNSアカウントから、投資やプレゼントの案内が届きました。公式かどうかを確認する方法として、最も確実なのはどれでしょうか。
- フォロワー数が多く、投稿もたくさんあるので公式と判断する
- アカウントのプロフィール画像が本物に似ているので信じる
- 相手の投稿ではなく、公式サイトや公式アプリから、そのアカウントや企画を確認する
答えは Cです。フォロワー数、画像、認証表示だけで安全と決めつけず、別の公式経路で確認します。
SNSのなりすましとは
なりすましは、他の人、企業、団体などの名前や画像を使い、本物のように見せる行為です。偽アカウントから、偽のキャンペーン、投資や副業、サポート窓口、個人情報の入力などへ誘導される場合があります。
警察庁は、SNSの公式アカウントが悪用され、利用者を信用させて詐欺につながる事案があると説明しています。著名人や企業が登場していても、投稿の内容やリンク先を別に確認します。
公式かどうか確認する5つのポイント
確認すること | 見るポイント |
|---|---|
公式サイトとの接続 | 公式サイトからSNSアカウントへのリンクがあるか |
ユーザー名 | 似た文字、余分な記号、数字、スペル違いがないか |
プロフィール | 開設時期、投稿内容、連絡先、説明文に不自然な点がないか |
投稿の内容 | 急な投資、個人口座への振込、ギフトカード、本人確認書類を求めていないか |
リンク先 | 公式サイトに案内されているリンク先か。短縮URLや見慣れないドメインでないか |
確認バッジや認証表示があっても、サービスの表示仕様や契約状況によって意味が異なる場合があります。認証表示だけを、企業や人物の公式性・案内内容の安全性の根拠にしません。
偽広告やDMを見たときの安全な順番
- 広告やDMのリンクを開かず、投稿を保存する。
- 広告やDMのリンクを閉じ、以前から登録している公式アプリや確認済みのブックマークから企業・著名人の公式サイトを開く。検索結果を使う場合も、それだけで公式とは判断しない。
- 公式サイトのお知らせ、キャンペーン一覧、公式SNSへのリンクを確認する。
- 投資、送金、ギフトカード、個人情報の入力を求められたら止める。
- サービス内の通報機能から、アカウントや広告を報告する。
公式アカウントを確認するために、偽アカウントへ返信したり、指定された電話番号へ電話したりしないでください。公式サイトに掲載された問い合わせ先を使います。
Xでなりすましを報告する例
Xでは、プロフィールからなりすましアカウントを報告できます。第三者として、他の人や企業になりすましていると思われるアカウントを報告できる案内もあります。
- 対象アカウントのプロフィールを開く。
- メニューから「報告する」を選ぶ。
- なりすましに当たる項目を選び、画面の案内に従う。
- 投稿、プロフィール、リンク先、表示日時を保存しておく。
報告しただけで被害が解決するとは限りません。送金や情報入力をした場合は、金融機関、サービス事業者、警察相談「#9110」、消費者ホットライン「188」にも相談します。
今日の確認ポイント
- フォロワー数、プロフィール画像、認証表示だけで公式と判断しない。
- 公式サイトからSNSアカウントとキャンペーンを確認する。
- 個人口座、ギフトカード、暗号資産、本人確認書類を求められたら止める。
- 不審なアカウントや広告は、証拠を保存してサービスへ報告する。
SNSアカウント自体が乗っ取られた可能性がある場合は「SNSアカウント乗っ取りの確認方法」も参照してください。
この記事の確認に使った公式情報