アプリが開かないとき、最初にすることは?

問題:いつも使っているアプリが開かず、すぐに閉じてしまいます。最初に試す方法として適切なのはどれでしょうか。

  1. 「修復」をうたうアプリを検索してインストールする
  2. 問題のアプリをいったん閉じて開き直し、スマホを再起動する
  3. すぐにアプリのデータを削除する

答えは B です。アプリが一時的に固まっているだけなら、閉じて開き直すか、スマホを再起動すると戻ることがあります。データ削除や再インストールは、最後のほうに確認します。

まず「一つのアプリだけ」か「全部」かを分ける

最初に、開かないアプリが一つだけなのか、複数のアプリなのかを確認します。特定のアプリだけなら、そのアプリの更新や提供元の障害が原因かもしれません。複数のアプリが開かないなら、スマホ本体、空き容量、OS、通信の問題を疑います。

ホーム画面や設定アプリは開くか、別のアプリは使えるかを確認します。オンラインサービスだけ開かない場合は、Wi-Fiやモバイルデータ通信、サービス側の障害も確認します。

エラーメッセージが表示される場合は、画面を閉じる前に内容を読みます。「通信できません」「空き容量がありません」「アップデートが必要です」など、原因を絞る手がかりになります。

反応しないアプリだけを閉じて、もう一度開く

アプリが固まったときは、そのアプリだけを終了してから開き直します。すべてのアプリを習慣的に終了しても、スマホが必ず速くなるわけではありません。問題があるアプリに絞って操作します。

iPhoneでは、アプリスイッチャーを開き、問題のアプリのプレビューを上にスワイプします。ホーム画面に戻り、アプリのアイコンをタップして開き直します。iPhoneの機種によってアプリスイッチャーの開き方が異なります。

Androidでは、最近使ったアプリの画面から問題のアプリを閉じて、もう一度開きます。機種によっては「設定」→「アプリ」から強制停止できますが、表示される確認内容を読んでから操作してください。

再起動して一時的な不具合を切り分ける

アプリを閉じても開かない場合は、スマホを再起動します。再起動すると、アプリやシステムの一時的な状態が整理されることがあります。

  1. 保存中の文章や作業があれば、できる範囲で保存する。
  2. 電源ボタンを長押しして、電源メニューを表示する。
  3. 「再起動」を選ぶ。表示されない場合は、機種の公式手順を確認する。
  4. 再起動後、問題のアプリだけを開いて確認する。

画面が固まって操作できない場合の強制再起動は、機種によって操作が異なります。ボタンを適当に組み合わせず、メーカー公式サポートで機種名に合った手順を確認します。

アプリとスマホの更新を確認する

アプリの不具合が修正された更新版が配信されていることがあります。iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playストアで、問題のアプリに更新がないか確認します。

アプリを更新しても改善しない場合は、スマホ本体のソフトウェア更新も確認します。アプリとOSの組み合わせによっては、古いバージョンのままでは正常に動作しない場合があります。

更新中に電源を切ったり、通信が不安定な場所で何度もやり直したりしないでください。Wi-Fi接続やバッテリー残量を確認し、公式ストアから更新します。

通信と空き容量を確認する

ログイン、動画、地図、決済など、インターネットを使うアプリは、通信できないとアプリ自体は開いても、ログインやオンライン機能が使えないことがあります。ブラウザで別のWebページを開き、Wi-Fiやモバイルデータ通信が使えるか確認します。

スマホの空き容量が少ない場合も、アプリの更新や一時ファイルの作成ができず、動作に問題が出ることがあります。設定アプリの「ストレージ」や「iPhoneストレージ」で空き容量を確認します。

写真や動画を削除する場合は、必要なデータをバックアップしてから行います。Androidの一部では、設定アプリの「アプリ」から「データを削除」「ストレージを消去」を選べますが、ログイン情報やアプリ内の保存内容が消える場合があります。iPhoneでも、アプリを削除して再インストールすると端末内のデータが消える場合があります。どちらも空き容量を増やす目的で先に実行せず、バックアップとログイン方法を確認してから判断してください。

アプリを削除・再インストールする前に、データを確認する

更新と再起動でも改善しない場合、アプリの再インストールが案内されることがあります。ただし、アプリを削除すると、端末内だけに保存されたデータが消える場合があります。

次の情報を確認してから判断します。

ログイン情報やバックアップが確認できないときは、削除せず、アプリの公式ヘルプや提供元に相談します。

アプリの権限や最近追加したアプリも確認する

カメラ、位置情報、写真、マイクなどの権限が必要なアプリでは、権限の状態が原因で一部の機能が使えないことがあります。権限を許可すれば必ず開くとは限りませんが、アプリの目的に必要な権限だけを確認します。

複数のアプリが急に開かなくなった場合や、最近追加したアプリの後から不具合が出た場合は、最近インストールしたアプリが影響していないかを考えます。Androidでは、セーフモードでダウンロードしたアプリを一時的に無効にして切り分ける方法があります。

「修復」「高速化」「ウイルス除去」をうたう見知らぬアプリを追加する必要はありません。アカウントのパスワードや認証コードを入力するよう求められたら、公式サポートかどうかを確認してください。

改善しないときは、アプリの提供元へ相談する

一つのアプリだけが開かず、再起動、更新、通信、空き容量を確認しても改善しない場合は、アプリ側の障害や互換性の問題かもしれません。アプリの公式ヘルプ、障害情報、問い合わせ窓口を確認します。

複数のアプリが開かない、画面全体が固まる、再起動を繰り返す場合は、スマホのメーカーや通信会社へ相談します。初期化はデータが消えるため、バックアップと公式手順を確認してから行います。

今日できる7つの確認

アプリが開かないときは、すぐに削除や初期化をせず、「一つだけの問題か」「更新で直るか」「データを失わないか」を順に確認してください。

アプリに許可した情報を見直すときは「スマホアプリの権限を確認する方法」、空き容量を整理するときは「スマホの容量を安全に整理する方法」も参考にしてください。

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