スマートスピーカーは、何を確認すればよい?
問題:家族がいる部屋でスマートスピーカーを使っています。音声やアカウントの情報を守るため、最初に確認することはどれでしょうか。
- スマートスピーカーは何も保存しないので、設定を確認しなくてよい
- マイクの状態、音声履歴、声で実行できる操作、利用者を確認する
- 家族全員に自分のアカウントのパスワードを伝える
答えは Bです。製品や設定によって、音声の処理、履歴の保存、個人向け機能の利用範囲が変わります。
スマートスピーカーの仕組みを簡単に知る
スマートスピーカーは、マイクとスピーカーを備え、声で音楽、天気、タイマー、家電操作などを行える機器です。呼びかけを待つため、マイクは通常オンになっています。
「呼びかけの言葉」を検出した後、音声の一部がサービスのサーバーへ送られて処理される製品があります。意図しない言葉を呼びかけとして認識することもあるため、「絶対に録音されない」と決めつけず、メーカーの説明と履歴を確認します。
音声履歴は、会話全体ではなく、音声アシスタントへのリクエストや文字起こし、関連する操作記録として保存される場合があります。保存内容や期間は製品、アカウント、設定によって異なります。
まず確認する4つの設定
設定 | 確認すること |
|---|---|
マイク | 物理ボタンやスイッチで、聞き取りを止められるか。ランプ表示で状態が分かるか |
音声履歴 | 何が保存され、どの期間残り、自動削除や手動削除ができるか |
個人向け機能 | メッセージ、通話、カレンダー、買い物、家電操作を声だけで使えるか |
利用者 | 家に追加されているアカウント、音声認識の対象、ゲストの利用範囲 |
家族や来客がいる場所で使う場合、住所、予定、健康、仕事、認証コードなど、周囲に聞かれたくない内容を話さないようにします。
Google Nest・Google Homeで確認する例
- Google HomeアプリまたはGoogleアカウントの公式管理画面を開く。
- 家に登録されているデバイスと、家に参加しているユーザーを確認する。
- 「マイ アクティビティ」や「家の履歴」で、音声アシスタントの履歴を確認する。
- 不要な履歴を削除し、自動削除や保存期間の設定を見直す。
- 必要に応じて、Voice Matchや個人向けの操作をオフにする。
Google Homeの画面名や利用できる機能は、製品、アカウント、地域、ソフトウェアによって変わることがあります。画面に表示される説明を確認してください。
HomePodで確認する例
- iPhoneまたはiPadで「ホーム」アプリを開く。
- 対象のHomePodの設定から、参加しているユーザーやパーソナルリクエストを確認する。
- 「Siri履歴」から、保存されているSiriとのやり取りを削除する。
- 必要がないときは、HomePodの上部に触れながら「Hey Siriを無効にして」と言うか、公式の設定画面からSiriをオフにする。
- 家族や来客に個人向け操作を使わせたくない場合は、設定をオフにする。
Appleは、HomePodを譲る前にホームアプリからアクセサリを削除し、必要なリセットを行うよう案内しています。売却や譲渡では、アカウントとの関連付けを残さないことが重要です。
音声を残したくないときの対策
- 会話や電話、健康、仕事などの話をする部屋では、マイクをオフにする。
- 音声履歴を定期的に確認し、不要な履歴を削除する。
- 音声で実行できる購入、通話、メッセージ、鍵や家電の操作を見直す。
- 使っていない連携サービスや、家に参加している人を削除する。
- 譲渡・売却前は、履歴を削除し、アプリからデバイスを削除して初期化する。
マイクをオフにすると、音声操作や一部の通知が使えなくなります。必要な機能とのバランスを考えて設定します。
今日できる3つの確認
- スマートスピーカーのマイクがオンかオフか、表示で確認する。
- 音声履歴を一度開き、知らない操作や不要な履歴がないか確認する。
- 家に登録されたユーザーと、声で実行できる個人向け操作を見直す。
スマートスピーカーだけでなく、スマホのアプリ権限も確認したい場合は「スマホアプリの権限を見直す方法」も参照してください。
この記事の確認に使った公式情報
- Google Home and Nest ヘルプ:アシスタント対応デバイスでのデータ セキュリティとプライバシーの詳細
- Google Home and Nest ヘルプ:アクティビティ管理と Google Nest
- Google アカウント ヘルプ:アクティビティを削除する
- Apple サポート:HomePodのプライバシーおよびセキュリティ
- Apple サポート:HomePodやHomePod miniで声の識別を設定する
設定の名前や場所は、製品、アプリ、OSのバージョンによって異なります。