画面共有で、見せるつもりのない情報まで映らない?
問題:オンライン会議で資料を見せるため、画面共有を始めます。開始前にすることはどれでしょうか。
- 画面全体を選び、開いているアプリをそのまま見せる
- 共有するウィンドウやタブを選び、通知・個人情報・音声を確認する
- 相手が知り合いなら、必要に応じて端末の操作権限も渡す
答えは Bです。画面全体を共有すると、通知や別のアプリ、個人情報が表示されることがあります。
画面共有と画面録画は、表示中の内容を外へ出す機能
画面共有は、スマホやパソコンの画面を会議の参加者などに見せる機能です。画面録画は、画面の操作を動画として保存する機能です。
共有先に見える範囲は、画面全体、特定のウィンドウ、ブラウザのタブなどから選べます。たとえばMicrosoft Teamsの公式案内では、画面全体を共有すると通知やほかの活動も表示されると説明されています。
画面を見せるだけでなく、音声を共有したり、相手に操作権限を渡したりできるサービスもあります。共有する範囲と権限を別々に確認します。
開始前に「見せるもの」だけを残す
- 共有する資料や画面だけを開き、メール、ネット通販、銀行、パスワード管理画面を閉じる。
- 画面全体ではなく、特定のウィンドウやタブを選べるか確認する。
- 通知、メッセージのプレビュー、個人名、住所、顔写真が表示されない設定にする。
- 共有する音声が必要か確認し、不要ならオフにする。
- 共有開始後に、参加者へ見えている内容を自分でも確認する。
通知を一時的に止める方法は、端末や会議サービスによって異なります。会議前に「おやすみモード」「集中モード」「応答不可」などの設定を確認します。
共有する単位は「画面全体」より小さく選ぶ
選択肢 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
画面全体 | 複数のアプリを切り替えながら説明する | 通知や別のアプリも映りやすい |
ウィンドウ | 一つの資料やアプリだけを見せる | 別のウィンドウへ切り替えない |
ブラウザのタブ | 特定のWebページを見せる | URL、入力内容、タブの音声を確認する |
選択肢の名前や表示はサービスによって異なります。迷ったときは、最も狭い範囲で共有し、必要になったら範囲を広げます。
相手に操作権限を渡すときは、共有とは別に考える
オンライン会議サービスには、相手が自分の画面を操作できる機能があります。画面を見せるだけの機能とは違い、相手がクリックや入力を行えることがあります。
Microsoftは、Teamsで操作権を渡す相手は信頼できる人に限るよう案内しています。サポートを名乗る相手から、突然画面共有や遠隔操作を求められた場合は、いったん通話を終え、公式サイトに掲載された窓口から確認します。
- 画面共有だけで解決するなら、操作権限は渡さない。
- 必要な場合も、目的と終了方法を確認してから一時的に使う。
- パスワード、認証コード、決済情報を入力する場面では、共有を停止する。
画面録画は、保存後の共有まで確認する
画面録画は端末に保存され、設定や共有方法によってはクラウドにも残ります。録画後は、動画に通知、アカウント名、個人情報、認証画面が含まれていないか確認します。
不要になった録画は、写真アプリやファイルアプリだけでなく、共有アルバム、クラウド、メッセージの送信先にも残っていないか確認します。相手が保存したコピーまで取り消せるとは限りません。
Android 11以降の多くの端末では、クイック設定の「スクリーン レコード」から録画を開始し、通知から停止できます。表示名や対応状況は端末やAndroidのバージョンによって異なるため、見つからない場合はメーカー公式サポートを確認します。iPhoneにも画面収録機能がありますが、アプリによって録画できない場合があります。
今日できる3つの確認
- 画面全体ではなく、共有するウィンドウやタブを選べるか確認する。
- 通知、個人情報、音声、操作権限が共有されない設定にする。
- 終了後に、録画ファイルや共有履歴が残っていないか確認する。
オンライン会議で資料を共有するときの基本は「オンライン会議の画面共有で見せすぎない方法」も参考にしてください。
この記事の確認に使った公式情報