暗証番号を忘れたとき、最初にすることは?
問題:マイナンバーカードでログインしようとしましたが、暗証番号に自信がありません。どうしますか。
- 思いつく番号を何度も入力して試す
- どの種類の暗証番号かを確認し、分からなければ入力を止めて公式案内を確認する
- 電話やメールで聞かれた相手に、カードと暗証番号を伝える
答えは B です。マイナンバーカードには複数の暗証番号があり、種類によってロックされる回数や再設定方法が異なります。分からないまま繰り返し入力しないことが大切です。
マイナンバーカードの暗証番号は1種類ではない
よく使われる暗証番号には、次のような違いがあります。
- 利用者証明用電子証明書の暗証番号:数字4桁。マイナポータルへのログインなどで使います。
- 署名用電子証明書のパスワード:英数字6〜16文字。電子申請などで電子署名をするときに使います。
- その他の暗証番号:券面事項入力補助用など、手続きによって使う種類があります。
画面に表示された名前を確認し、銀行口座、スマホの画面ロック、マイナポータルのログイン情報などと混同しないようにします。
自信がなければ、入力を続けない
暗証番号やパスワードを間違えると、一定回数でロックがかかります。マイナポータルへのログインで使う利用者証明用電子証明書の暗証番号は、3回連続で間違えるとロックされます。署名用電子証明書のパスワードは、5回連続で間違えるとロックされます。
残り回数が表示されても、思い当たる番号が確実でなければ試し続けません。ロックされると、窓口や所定の初期化・再設定手続きが必要になります。
忘れただけで、まだロックしていない場合
- 画面に表示された暗証番号の種類を確認する。
- 交付時の案内書類など、正しく保管している記録を確認する。
- 分からなければ、住民票のある市区町村の公式サイトで再設定方法を確認する。
- 電話やメールで暗証番号を教えるよう求められても、伝えない。
暗証番号をカードの表面や裏面に書いたり、生年月日など推測されやすい番号を設定したりしないようにします。記録する場合も、第三者に見られない方法で管理します。
ロックした、または暗証番号が分からない場合
基本的な相談先は、住民票のある市区町村の窓口です。マイナンバーカードを持参し、必要な本人確認書類や受付方法を自治体の公式サイトで確認します。予約が必要な自治体もあります。
署名用と利用者証明用のどちらか一方の認証情報が現在使える場合は、「JPKI暗証番号リセット」アプリで本人確認と事前予約を行い、予約後24時間以内に、対応するコンビニなどのキオスク端末で初期化・再設定します。署名用パスワードを再設定する場合は利用者証明用の数字4桁、利用者証明用の暗証番号を再設定する場合は署名用の英数字6〜16文字が必要です。キオスク端末の手続き時間は6:30〜23:00です。利用条件、対応端末、対応店舗は変わることがあるため、公的個人認証サービスの公式案内で確認します。
両方の暗証番号が分からない、両方がロックしている、電子証明書の有効期限が切れている、対応スマホを使えない場合などは、コンビニ手続きに頼らず市区町村の窓口へ相談します。
コンビニでの再設定には準備が必要
- 公式の「JPKI暗証番号リセット」アプリが使えるスマートフォンか確認する。
- マイナンバーカードと、再設定対象ではない方の認証情報を用意する。署名用パスワードの再設定には利用者証明用の数字4桁、利用者証明用の暗証番号の再設定には署名用の英数字6〜16文字が必要です。
- JPKI暗証番号リセットアプリで本人確認と事前予約を行う。
- 予約後24時間以内に、6:30〜23:00の時間帯に対応するキオスク端末で再設定する。
JPKI暗証番号リセットアプリだけでは再設定は完了しません。アプリで予約した後、24時間以内に対応するキオスク端末で手続きする必要があります。電子証明書の有効期限が切れている場合は、このサービスを利用できません。
公式アプリを探すときは、検索結果の広告や第三者サイトではなく、デジタル庁または公的個人認証サービスの案内からリンクを開きます。
電話やメールで暗証番号を求められたら
自治体やサポートを名乗る相手から、「確認のため暗証番号を教えてください」「代理で再設定します」と連絡が来ても、暗証番号やカードを渡しません。
手続きが必要か確認するときは、相手が伝えたリンクや電話番号を使わず、自分で自治体、デジタル庁、マイナンバーカード総合サイトの公式ページを開きます。
マイナンバーカードを紛失した場合は、暗証番号の問題とは別に、一時停止などの手続きが必要です。カードが手元にないときは、公式の紛失・盗難案内を確認します。
再設定した後に確認すること
- 新しい暗証番号を使う予定の手続きで、ログインや電子申請ができるか確認する。
- 利用者証明用の数字4桁の暗証番号と、署名用の英数字6〜16文字のパスワードを取り違えないよう、用途を記録する。
- 交付時の古い記録が残っている場合は、第三者に見られないよう処分する。
- 暗証番号を入力する画面が公式サービスか、アドレスやアプリ名を確認する。
マイナンバーカードの手続きであっても、暗証番号を他人に伝える必要はありません。入力は本人が公式の画面で行います。
今日覚えておく3つのこと
- 暗証番号は複数あり、種類ごとに用途とロック条件が違う。
- 分からない番号を何度も入力せず、市区町村や公式案内を確認する。
- 再設定は窓口が基本。条件を満たす場合だけ、公式アプリとコンビニ端末を使う。
自治体、端末、電子証明書の状態によって手続きが変わることがあります。この記事だけで判断せず、最後は住民票のある市区町村や公的個人認証サービスの最新案内を確認してください。
オンライン手続き全般の本人確認については、「オンライン本人確認で書類を送る前に」、ログイン情報の復旧準備は「アカウント復旧情報を確認する方法」も参考にしてください。
この記事の確認に使った公式情報