位置情報をオフにしても、過去の履歴は消えない?

問題:スマホの位置情報をオフにしました。これで、これまでの訪問先や移動履歴も消えたと考えてよいでしょうか。

  1. はい。位置情報をオフにした瞬間、すべての履歴が消える
  2. いいえ。サービスごとに保存先が違うため、過去の履歴を確認・削除する
  3. 位置情報の履歴は、スマホには保存されない

答えは Bです。現在地の共有、アプリの位置情報、地図の履歴は別の設定として管理されることがあります。

現在地の共有と、位置情報の履歴は別のもの

現在地の共有は、今いる場所や移動中の場所を相手に知らせる機能です。一方、位置情報の履歴は、過去に訪れた場所や移動経路を後から確認するために保存される情報です。

スマホ本体、地図アプリ、アカウントの設定が別々に動くため、アプリの位置情報をオフにしただけで、Googleのタイムラインや端末などに保存された履歴まで消えるとは限りません。

履歴を残すと、過去の訪問先を振り返れる便利さがあります。反対に、自宅、勤務先、病院、学校などの行動パターンが残るため、どこに保存されているかを確認しておきます。

Googleマップはタイムラインの保存状況を確認する

Googleマップのタイムラインでは、訪問した場所や経路を確認できます。タイムラインは、端末や設定によって保存先・バックアップ方法が異なります。オン・オフや保存状態は、アカウント・端末・設定によって異なるため、実際の画面で確認します。

  1. Googleマップのプロフィール画像から「タイムライン」を開く。
  2. 訪問先や経路が保存されていないか確認する。
  3. タイムラインの設定から、保存を続けるか、保存期間や自動削除を確認する。
  4. 不要な履歴を選んで削除する。必要なら全期間の削除を選ぶ。

タイムラインをオフにしたり削除したりしても、検索サービス履歴やウェブとアプリのアクティビティなど、別の設定に位置情報が残る場合があります。履歴を一つ消しただけで、すべての位置情報が消えたとは考えません。

iPhoneは「訪問した場所」と「利用頻度の高い場所」を確認する

iPhoneのマップには、訪問した場所や利用頻度の高い場所と経路を管理する機能があります。保存先や名称はiOSのバージョンによって変わるため、表示される項目を確認します。

  1. マップアプリの「場所」から「訪問した場所」を開き、履歴を確認する。
  2. 不要な履歴を削除し、保存期限を設定できる場合は見直す。
  3. 「設定」「プライバシーとセキュリティ」「位置情報サービス」「システムサービス」を開く。
  4. 「利用頻度の高い場所と経路」の設定や履歴消去を確認する。

Appleは、利用頻度の高い場所を削除すると、同じApple Accountにサインインしている場所の情報も消去されると案内しています。複数の端末を使っている場合は、影響範囲を確認してから削除します。

家族や他人とアカウントを共有しているなら、履歴の見え方も確認する

位置情報履歴を削除しても、写真、検索履歴、交通系アプリなど別の場所に行動の記録が残っている場合があります。すべての記録を一つの設定だけで消せるとは限りません。

現在地をリアルタイムで共有する設定は「位置情報の共有を見直す方法」も参考にしてください。

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