無料ゲームなのに請求が届くのはなぜ?

問題:無料と書かれたゲームを家族のスマホに入れました。後日、クレジットカードに見覚えのないゲームの請求がありました。最初に確認することとして、安全なのはどれでしょう。

  1. ゲームの画面に表示されたサポート窓口へ、カード番号を伝える
  2. アプリを削除すれば、請求も自動的になくなると考える
  3. 購入履歴と決済方法を確認し、ストアやカード会社の公式窓口へ相談する

答えは Cです。「無料」は、インストールや基本プレイが無料という意味で、ゲーム内のアイテムや追加機能まで無料とは限りません。

ゲームの無料表示と、ゲーム内課金は別に考える

スマホゲームには、無料で始められても、アイテム、追加ステージ、ガチャ、広告を消す機能などに料金がかかるものがあります。画面上のボタンを押すだけで購入できる設定だと、お金を使っている実感がないまま課金が続くことがあります。

消費者庁は、子どもがゲームの仕組みを十分に理解しないまま課金したり、保護者のカード情報が登録された端末で高額な課金をしたりする事例を案内しています。端末を渡す前に、誰が購入を承認するのか、どの決済方法を使うのかを家族で決めておくことが大切です。

インストール前に、料金と決済方法を確認する

確認すること

見るポイント

無料の範囲

アプリ内課金、月額料金、追加アイテムの表示がないか

購入する人

子どもだけで購入してよいのか、毎回保護者に相談するのか

決済方法

クレジットカード、携帯電話料金、プリペイドカードのどれを使うのか

購入履歴

ストアや決済サービスの履歴を、誰がいつ確認するのか

課金に使うカード情報を、子どもが使う端末やアカウントに登録したままにしない方法もあります。利用する端末やストアに、購入時のパスワード確認、保護者による承認、ペアレンタルコントロールなどの設定があれば、内容を確認してから使います。

子どもと決めるルールは、金額と相談方法を具体的にする

「課金しない」とだけ決めると、例外ができたときに判断しにくくなります。次のように、実際の行動に落とし込みます。

保護者のカードやアカウントを家族が使う場合は、カード情報だけでなく、ストアのログイン状態や購入確認の設定も確認します。

高額な請求に気づいたら、まず利用履歴を残す

請求に驚いてアプリをすぐ削除すると、ゲーム名、購入履歴、表示されたエラーなどを確認できなくなることがあります。まず、次の情報を保存します。

  1. 請求日、金額、決済方法、明細に表示された名称
  2. ストアやゲームの購入履歴、注文番号、領収メール
  3. 誰が端末を使い、どの操作をした可能性があるか
  4. ゲーム内の表示、購入画面、事業者とのやり取りのスクリーンショット

保存した情報を確認し、ストアまたはゲーム提供会社の公式窓口へ相談します。請求の取消しや返金が必ず認められるとは限らないため、事実関係を正確に伝え、案内された手続きを確認してください。

カードやアカウントに異常があれば、発行元にも連絡する

ゲームの購入履歴にない請求、カードの利用通知、知らないログインがある場合は、ゲームだけの問題とは限りません。カード会社、携帯電話会社、ストアの公式アプリや公式サイトから、それぞれの窓口を確認します。

SMSやメールに書かれたリンクや電話番号は、請求確認の窓口として使わないでください。公式アプリ、自分で確認した公式サイト、カード裏面の番号など、別の経路でアクセスします。

どこに相談すればよいかわからないとき

契約や請求のトラブルについて事業者とのやり取りが進まない場合は、消費者ホットライン188で、身近な消費生活相談窓口を案内してもらえます。相談時には、購入履歴、請求明細、端末を使った人、事業者への連絡内容を整理しておきます。

今日できる3つの確認

ゲームを禁止することが目的ではありません。無料と有料の境目を確認し、購入する人と確認方法を家族で決めておくことが、トラブルの予防になります。

身に覚えのないカード請求の確認方法は「クレジットカードの身に覚えのない請求」、定期購入の確認は「定期購入のトラブルを防ぐ」も参照してください。

この記事の確認に使った公式情報

ストアやゲームの購入確認・返金手続きは、利用しているサービスの最新案内も確認してください。