商品が届く前に「受取評価」を求められたら?
問題:フリマアプリで商品を購入しました。相手から「先に受取評価をしてくれたら、すぐ発送します」と連絡が来ました。どうするのが安全でしょうか。
- 相手を信用して、先に受取評価をする
- アプリの取引ルールを確認し、商品を受け取って確認するまで評価をしない
- アプリの外で、相手が指定した口座へ直接振り込む
答えは Bです。商品を受け取る前の評価や、運営会社を通さない支払いは、トラブルが起きたときにサポートを受けにくくするおそれがあります。
フリマアプリは、個人同士の取引である
フリマアプリでは、個人が出品した商品を別の個人が購入します。運営会社が取引画面や決済の仕組みを用意していても、商品の状態や説明が正しいかを、運営会社がすべて保証するわけではありません。
国民生活センターは、フリマサービスの利用前に利用規約や利用ガイドを読み、トラブルが起きたときは当事者間での解決が基本になることを理解するよう案内しています。困ったときにどこへ問い合わせるかも、購入前に確認しておくと安心です。
購入前は、価格より先に取引の仕組みを確認する
安い商品を見つけても、すぐに購入しません。次の点を、商品ページと利用ガイドで確認します。
確認すること | 見るポイント |
|---|---|
支払い方法 | フリマアプリが用意した決済方法か。相手の口座へ直接振り込むよう求められていないか |
商品の説明 | 傷、付属品、型番、サイズ、購入時期などが書かれているか。不明点を質問できるか |
出品者の情報 | 評価の数だけでなく、説明と実際の商品が一致しているか、急がせる発言がないか |
返品・補償 | 問題が起きたときの申請方法、期限、対象外になる行為を確認できるか |
相場より極端に安い、説明がほとんどない、写真が少ないという場合は、安さだけで判断しません。高額品やブランド品では、正規品か確認できる材料があるかも見ます。
取引中は、アプリの画面から外に出ない
相手から「手数料がかからない」「アプリでは面倒だから」と言われても、支払いや連絡を外部へ移さないでください。フリマサービスの決済や問い合わせの記録が残らないと、運営会社が状況を確認しにくくなります。
次のような依頼があったら、いったん取引を止めて利用規約を確認します。
- サービス外の銀行口座や決済サービスへ送金するよう求められた
- 商品が届く前に受取評価をするよう求められた
- 本人確認や返金のため、外部サイトでカード情報や認証コードを入力するよう求められた
- 取引画面ではなく、別のSNSやメールでやり取りするよう求められた
公式ヘルプにない個人口座への送金依頼は、アプリ外取引の可能性があるため従わず、利用中のサービスの公式ヘルプから確認します。
商品が届いたら、確認してから受取評価をする
受取評価は、商品が届いたことだけで急いで行いません。商品を開封し、掲載内容と比べてから操作します。外箱、送り状、商品、付属品に問題があれば、写真を撮って取引画面に記録を残します。
- 注文した商品と、届いた商品が同じか確認する。
- 傷、欠品、動作不良、偽物の疑いがないか確認する。
- 問題があれば、受取評価をする前に取引画面から相手と運営会社へ相談する。
- 利用規約に沿って返品や補償の手続きを進める。
商品を確認する前に評価を完了すると、サービスによっては取引完了と扱われ、運営会社の補償やサポートを受けにくくなることがあります。評価の条件や期限はサービスごとに異なるため、利用中の案内を確認してください。
偽物・未着・返金トラブルが起きたときの順番
相手と連絡が取れない、商品が届かない、説明と違う商品が届いたという場合は、メッセージを削除せず、取引画面や商品ページを保存します。
- 取引画面、商品ページ、相手とのメッセージ、支払い記録を保存する。
- 取引画面から相手に事実を伝え、落ち着いて解決方法を確認する。
- 解決しなければ、フリマサービスの公式問い合わせ窓口へ相談する。
- 交渉が進まない場合は、消費者ホットライン188へ相談する。
外部サイトにカード情報やパスワードを入力した場合は、フリマのトラブルとは別に、入力した情報の発行元へ公式窓口から連絡します。不審なリンクや相手が送った連絡先は使いません。
購入前に覚えておく3つのこと
- 支払いと連絡は、フリマサービスの取引画面から行う。
- 商品を確認するまで、受取評価をしない。
- トラブルに備え、利用規約・問い合わせ窓口・補償条件を先に確認する。
「今すぐ評価」「アプリの外で支払って」と急がせる相手には、その場で従わないことが大切です。画面を閉じずに記録を残し、公式の取引ルールから確認しましょう。
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