「ウイルスに感染しました」と表示されたら、すぐ電話する?
問題:Webサイトを見ていたら、警告音とともに「ウイルスに感染しています。下の番号へ電話してください」と表示されました。最初にすることとして安全なのはどれでしょう。
- 画面に表示された電話番号へ電話する
- 警告画面の指示に従ってアプリをインストールする
- 電話・クリック・入力をせず、警告画面を閉じる
答えは Cです。Webサイトを見ているだけで表示される警告は、偽のセキュリティ警告の可能性があります。画面に書かれた番号へ電話しないことが最初の対策です。
偽のセキュリティ警告は、不安にさせて電話や支払いへ誘導する
偽のセキュリティ警告は、ウイルス感染や端末の故障を知らせるように見せて、電話、アプリのインストール、遠隔操作、支払いへ誘導する画面です。警告音を鳴らしたり、画面を閉じにくくしたりして、急いで対応させようとすることがあります。
警告画面が出たことだけで、端末がウイルスに感染したと決まるわけではありません。IPAは、電話をかけていない場合の偽警告について、画面を閉じるだけで対処できるケースを案内しています。
次の表示があれば、偽警告を疑う
- 「今すぐ電話」「5分以内に対応」など、時間を区切って急がせる。
- サポート担当者を名乗り、画面の電話番号へ連絡するよう求める。
- 遠隔操作アプリや、見覚えのないセキュリティアプリを入れるよう求める。
- 電子マネー、ギフトカード、暗号資産などで支払うよう求める。
- 大きな警告音、全画面表示、閉じられないように見えるポップアップで不安をあおる。
正規の警告でも注意が必要な場合はありますが、表示された電話番号へ電話して解決するとは限りません。正規サービスを名乗っていても、その画面の指示だけで本物と判断しません。
電話をかけていない場合は、画面を閉じて通知設定を見直す
- 警告画面の電話番号へ電話しない。
- 名前、住所、カード番号、パスワード、認証コードを入力しない。
- アプリや遠隔操作ソフトをインストールしない。
- ブラウザのタブやウィンドウを閉じる。
- 閉じられない場合は、Escキーを長押しして全画面表示を解除する。解除できなければ、端末の通常の再起動を行う。
- 警告が繰り返し表示される場合は、ブラウザの通知設定から、許可した覚えのないサイトを削除する。
キーボード操作や再起動の方法は、端末によって違います。警告画面に表示された操作ボタンではなく、端末やブラウザの通常の操作を使います。
電話や遠隔操作をしてしまった場合は、証拠を残して相談する
相手に電話しただけなら、これ以上やり取りせず、電話を切ります。名前や連絡先を伝えた、アプリを入れた、遠隔操作を許可した、カードや電子マネーで支払った場合は、被害が起きていないように見えても対処が必要です。
- 警告画面、電話番号、相手の説明、支払い記録、インストールしたアプリ名をスクリーンショットやメモで残す。
- 遠隔操作中なら、端末のネットワーク接続を切り、相手との通話を終了する。
- カード会社、銀行、決済サービスに公式窓口から連絡する。
- パスワードを伝えた場合は、別の安全な端末から公式サイトで変更する。
- 不安がある場合は、警察相談窓口や消費生活センターなど、公的な相談先に相談する。
相手が「返金する」「確認のため」と言っても、追加のアプリや送金を求められたら応じません。相談先は、警告画面や相手が案内した番号ではなく、自分で確認した公式窓口を使います。
今日できる3つの確認
- 警告画面に電話番号が表示されても、電話しないと家族で共有する。
- ブラウザの通知設定に、許可した覚えのないサイトがないか確認する。
- 端末とブラウザを最新の状態にし、見覚えのないアプリや遠隔操作ソフトがないか確認する。
偽警告は、画面の派手さや警告音で本物らしく見せます。表示の内容より、電話・入力・インストールを急がせているかを確認します。
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