便利そうな拡張機能なら、何でも入れて大丈夫?
問題:Webページを見やすくする拡張機能を追加します。インストール前に確認するものはどれでしょう。
- 拡張機能が求める権限と、開発元
- アイコンの見た目だけ
- 無料であることだけ
答えは Aです。ブラウザ拡張機能は便利ですが、Webページの内容や閲覧データへの権限を求めることがあります。
拡張機能は、ブラウザに機能を追加する小さなプログラム
ブラウザ拡張機能は、Chromeなどのブラウザに翻訳、広告表示の整理、メモ、画面の補助などの機能を追加するプログラムです。
機能によっては、表示しているWebサイトのデータを読み取ったり、ページを変更したりする権限が必要です。Googleの説明では、すべてのWebサイトのデータにアクセスできる権限を許可すると、銀行サイトなどのページも対象になる場合があります。
インストール前に、開発元と権限を確認する
確認する項目 | 見るポイント |
|---|---|
入手先 | Chromeウェブストアなど、ブラウザが案内する公式の場所か |
開発元 | 公式サイトに掲載された会社名やサービス名と一致するか |
権限 | 機能に必要な範囲か。「すべてのサイト」の読み取りを求めていないか |
更新日・説明 | 長期間更新されていない、説明が不自然、といった点がないか |
権限が広いから必ず危険、権限が少ないから必ず安全、とは限りません。必要な機能と権限が釣り合っているか分からないときは、追加しない選択をします。
Chromeでは、拡張機能ごとにサイトへのアクセスを制限できる
- Chrome右上の「拡張機能」アイコンを開く。
- 対象の拡張機能のメニューから、サイトデータへのアクセス設定を開く。
- 「拡張機能をクリックしたとき」「表示しているサイト名」「すべてのサイト」から選ぶ。
- 必要に応じて、対象サイトを限定する。
表示される選択肢は、拡張機能によって異なります。銀行、メール、ネット通販などの重要なサイトでは、必要性が分からない拡張機能を有効にしません。
使っていない拡張機能は、無効化または削除する
拡張機能を入れたまま使わない期間が長いと、権限や更新状況を確認する機会が減ります。使っていないもの、開発元が分からないもの、目的を思い出せないものは見直します。
- Chromeの「拡張機能を管理」を開く。
- 使っていない拡張機能を一時的にオフにする。
- 必要ないと判断したら「削除」を選ぶ。
- 削除後に、ブラウザの動作やログイン状態を確認する。
見覚えのない拡張機能が追加されていた場合は、ブラウザにログインしているアカウントや、パスワード保存状況も確認します。必要に応じて、公式サイトからパスワードを変更します。
拡張機能のインストールを勧めるポップアップに注意する
Webページに「この拡張機能を追加してください」「セキュリティのため必要です」と表示されても、その場で追加しません。ページを閉じ、必要な機能が本当に必要か、公式のChromeウェブストアやサービスの公式サイトから確認します。
拡張機能を追加した直後に、見覚えのない広告、ログイン画面の変更、勝手な新しいタブが増えるなどの変化があれば、まず拡張機能を無効にして公式の案内を確認します。
今日できる3つの確認
- ブラウザに入っている拡張機能の一覧を開く。
- 開発元と、Webサイトへのアクセス権限を確認する。
- 使っていない拡張機能や、目的が分からないものを削除する。
拡張機能は、便利さだけでなく「どの情報に触れられるか」を見て選びます。
この記事の確認に使った公式情報