使っていないアカウント、すぐ削除して大丈夫?

問題:使っていないオンラインアカウントを閉じます。削除ボタンを押す前に確認することはどれでしょうか。

  1. ログインに使っているサービスを確認せず、そのまま削除する
  2. データ、連携サービス、定期購入、登録メールアドレスを確認する
  3. 削除すれば、同じメールアドレスで使っていた他のサービスも自動で解約される

答えは Bです。アカウント削除は、メール、写真、ファイル、購入履歴などを失うことがあります。削除前に影響範囲を確認します。

「端末から削除」「サービスを削除」「アカウントを削除」は違う

操作

意味

注意点

端末からアカウントを削除

スマホからログアウト・登録解除する

アカウントやクラウド上のデータ自体は残る場合がある

サービスを削除

Gmailなど、アカウント内の一部サービスを削除する

別の連絡先メールが必要な場合がある

アカウントを削除

そのアカウントのデータや利用権をまとめて失う

メール、写真、ファイル、購入・定期購入に影響する

似た言葉でも影響は違います。削除画面に進む前に、アカウント全体を消すのか、スマホから外すだけなのかを確認します。

削除前に確認する7項目

  1. 写真、メール、ファイル、連絡先、カレンダーを保存したか。
  2. そのメールアドレスを、銀行、通販、SNS、学校、仕事のログインに使っていないか。
  3. 「Googleでログイン」「Appleでサインイン」などの連携先が残っていないか。
  4. 有料アプリ、定期購入、ストレージ契約を別途解約したか。
  5. 家族共有、共有ファイル、写真アルバムの管理者になっていないか。
  6. 2段階認証や再設定用メールアドレスを、別のアカウントで使っていないか。
  7. 削除後に必要な問い合わせ先や請求記録を保存したか。

メールアドレスを変更するだけで解決できる場合もあります。削除を急がず、まず登録先を洗い出します。

Googleアカウントを削除する場合

  1. Googleアカウントのデータとプライバシー画面を開く。
  2. Gmail、ドライブ、フォト、カレンダーなどのデータを確認する。
  3. 必要なデータをダウンロードし、別の保存先で開けるか確認する。
  4. ログインに使っている外部サービスのメールアドレスを変更する。
  5. 再設定用のメールアドレスや電話番号を確認してから、削除手続きを行う。

Googleの案内では、アカウントを削除するとメール、ファイル、カレンダー、写真などが失われ、Googleサービスや購入・定期購入にも影響します。アカウントを削除せず、Gmailなど一部のサービスだけを削除できる場合もあります。

Apple Accountを整理する場合

  1. Appleの「データとプライバシー」ページで、取得できるデータを確認する。
  2. iCloud、写真、連絡先、購入履歴など、必要なデータを保存する。
  3. iCloudからサインアウトするだけでよいのか、Apple Account自体を削除するのか分ける。
  4. 別のサービスで使っている「Appleでサインイン」の連携を確認する。

Appleは、データのコピー取得やアカウントの一時無効化、削除をデータとプライバシーのページから管理できると案内しています。端末からサインアウトする操作と、アカウントを削除する操作を混同しないようにします。

削除後に困ったときに備える

アカウント削除は、迷惑メール対策やスマホの整理とは別の大きな操作です。迷う場合は、まずログアウトや通知停止など、取り消しやすい方法から試します。

今日できる3つの確認

使っていないアカウントを整理する考え方は「使っていないアカウントを閉じる前に」、連携アプリの確認は「アカウントと連携したアプリを見直す」も参考にしてください。

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